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給湯器のリモコンにはどんな種類がある?機能や設置・交換方法も解説
給湯器のリモコンには、「台所用リモコン」と「浴室用リモコン」の2種類があります。また、リモコンの機能は機種によって異なるため、自分のニーズにあったものを選ぶことが大切です。この記事では、給湯器のリモコンの種類や選べる機能、相場、設置・交換方法を紹介します。
給湯器のリモコンと一口にいっても、デザインや機能は機種によって様々です。リモコンを設置・交換するにあたって、どんな種類のリモコンがあるのか把握しておきたい方もいるでしょう。
この記事では、給湯器のリモコンの種類や選べる機能、相場、設置・交換方法を紹介します。
目次
給湯器のリモコンは2種類
給湯器のリモコンには、主に「台所用リモコン」と「浴室用リモコン」の2種類があります。以下でそれぞれのリモコンの役割を紹介します。
台所用リモコン
台所用リモコンは、台所で使っているお湯の温度を調整したい時に便利です。リモコンがあれば、浴室に移動せず、その場でお湯の温度を調整できます。
また、浴槽にお湯をはる、追いだきを行うなどの操作も台所から行えます。
浴室用リモコン
浴室用リモコンは入浴中に給湯器を操作するために欠かせないツールです。湯船にお湯を足したり、お湯の温度を調整したりといった操作を入浴しながら行えます。
台所用リモコンと浴室用リモコンが揃っている場合は、リモコンを介して通話ができるインターホン機能も利用できます。緊急の用事を伝えたい時や家族の様子を確認したい時に便利です。ただし、機種によってインターホン機能の有無は異なる点に注意してください。
給湯器のリモコンで選べる機能
給湯器のリモコンを選ぶ際は、リモコンに搭載された機能をチェックしておきましょう。給湯器のリモコンは以下3つのタイプに分かれており、タイプごとに搭載する機能や価格が異なります。
- 給湯専用タイプ
- 追いだき機能・インターホン機能付きタイプ
- 追いだき機能付き・インターホン機能なしのタイプ
以下で各タイプのリモコンにどのような機能が搭載されているのか、価格相場とあわせて解説します。
給湯専用タイプ
給湯専用タイプは、追いだき機能がない給湯専用の給湯器で使うリモコンです。
追いだき機能がない分、構成がシンプルで、電源のON・OFFや温度調整機能、お湯はり機能、お湯はり完了時に自動的にお湯を止めて音声で知らせてくれる音声ナビ機能など、基本的な機能のみを搭載しています。
なお、給湯専用タイプのリモコンの価格は約1〜2万円が相場です。別タイプのリモコンに比べると安価に設定されている傾向にあります。
追いだき機能・インターホン機能付きタイプ
お湯はり機能や温度調整機能などの基本的な機能に加え、追いだき機能とインターホン機能が付いたタイプのリモコンです。
このタイプは台所用リモコンと浴室用リモコンでインターホンを介してコミュニケーションをとれるため、家族がいる方におすすめです。例えば、「子どもや高齢の家族がちゃんと入浴できているか確認したい」「緊急時に入浴中の家族と会話できるようにしておきたい」という場合には特に役立ちます。
ただし、追いだき機能・インターホン機能付きタイプは搭載する機能が多いため、価格はやや高めに設定されています。具体的な価格は機種によって異なりますが、台所用と浴室用リモコンのセットで約5万円、浴室用リモコン単体の場合は約2万5千円〜3万円が相場です。
追いだき機能付き・インターホン機能なしのタイプ
インターホン機能が搭載されていない追いだき機能付きタイプのリモコンです。追いだき機能の他には、お湯はり機能や温度調整機能などの基本的な機能も備わっています。
追いだき機能付き・インターホン機能なしのタイプのリモコンの相場は約2万円となっており、インターホン機能が使えない分リーズナブルな価格で購入できます。1人暮らしの方など、インターホン機能を使う機会がない方におすすめです。
給湯器のリモコンの設置・交換方法
給湯器のリモコンの設置方法は、配線や取り付ける場所によって異なります。例えば、リモコンを壁面に設置して配線を壁の中に通す場合は、下記の流れに沿って取り付けるのが一般的です。
- 壁にリモコン固定用の穴と配線用の穴を空ける
- リモコンの化粧カバーを外す
- 配線の被覆を剥いてリモコン付属の接続端子に挿入する(端子接続は専用工具を使用して圧着します)
- ネジでリモコンを固定する
- リモコンの化粧カバーを取り付ける
- リモコンと壁の隙間をコーキングする(浴室リモコンのみ)
リモコンを交換する場合は給湯器の電源を切ってから古いリモコンを取り外し、配線を繋ぎ直します。その後新しいリモコンを取り付け、防水のためのコーキングを施すと作業完了です。
給湯器のリモコン設置や交換を行うためには、専門的な知識や専用の工具が必要です。DIYに慣れていない方は、専門業者に取り付けてもらうことをおすすめします。また、給湯器本体の設置工事には資格が必要です。
リモコンの取り付け費用は、給湯器設置工事の基本工事費に含まれている場合が多いです。基本工事費は給湯器の種類によって異なりますが、一般的な追いだき機能付き給湯器の場合は約3〜5万円が工事費の相場です。
リモコンの取り付けにかかる時間は、給湯器の設置を含めて約1〜4時間が目安です。リモコンの交換のみを行う場合は約30分〜1時間で終わります。
給湯器のリモコンがつかない時の対処法
なかには、「リモコンがつかなくなった」などの理由から給湯器のリモコンの交換を検討している方もいるでしょう。
このような場合は、交換する前にリモコンを再起動してみてください。リモコンの電源を切って1分ほど経ってから再起動させると、今までどおりリモコンが使えるようになる可能性があります。
再起動をしてもリモコンがつかないなら、給湯器本体のコンセントが抜けていないか確認しましょう。給湯器のコンセントが抜けていると電気が供給されないため、リモコンを使うことができません。
給湯器本体のコンセントにも問題がない場合は、リモコンが故障している可能性が考えられます。自分でリモコンの故障を直すのは難しいため、専門業者に修理や交換を依頼しましょう。
なお、リモコンが故障している場合、給湯器からお湯が出てこないケースがほとんどです。
ただし、機種によっては最後に設定した温度を維持したまま給湯されることもあるため、「お湯が出る=リモコンは正常」だとは限りません。お湯が出ている状況でもリモコンがつかないようなら、専門業者への相談をおすすめします。
まとめ
給湯器に搭載された機能は機種によって異なり、なかにはインターホン機能などの便利機能を搭載するモデルもあります。快適に給湯器を使い続けるためにも、リモコンは自分のニーズあった機能を搭載した機種を選んでください。
また、給湯器のリモコンがつかない時は、リモコンの電源を入れ直すと使えるようになる可能性があります。リモコンが故障している可能性が考えられる場合は、専門業者に交換を依頼しましょう。
クラシアンでは、給湯器本体の販売・交換も行っています。リモコンの交換をきっかけに給湯器本体の交換も検討している方は、無料のお見積りからお気軽にお問合せください。
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