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給湯器の故障時にお風呂はどうする?対処法を解説

今回は、給湯器が故障してお風呂をどうするか悩んでいる方に向けて、給湯器の故障中にお風呂に入る、または体を清潔に保つ方法を紹介します。給湯器が故障する原因や故障かどうかの判断ポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

給湯器の故障時にお風呂はどうする?対処法を解説

自宅の給湯器が故障した際、お風呂に入れず困ってしまう方も多いでしょう。給湯器の修理・交換には1日〜1週間程度の時間がかかるケースが多く、復旧までの期間を踏まえて最適な対処法を探す必要があります。

今回は、給湯器の故障中にお風呂に入る、またはお風呂に入らずに体を清潔に保つ方法を5つ紹介します。給湯器の故障の原因や本当に故障しているかを確かめるポイント、故障した際に取るべき行動も解説するため、給湯器の不調に困っている方は必見です。

お風呂の給湯器が故障する原因

お風呂の給湯器が故障した場合、以下のような様々な原因が考えられます。

  • 経年劣化
  • 誤った方法での使用
  • 凍結
  • 雨や風による損傷

給湯器にも経年劣化があります。交換の目安は10〜15年ほどといわれますが、使い方や環境によっては7〜8年で交換が必要になるケースも珍しくありません。

また、家庭用の給湯器を業務用として使用するなど、誤った使い方をした場合も、故障したり寿命が早まったりするリスクがあります。

その他、冬季に配管が凍った場合や、大雨・台風の接近時に雨や風に当たった場合など、内部の配管や部品が損傷して故障する可能性もあるため注意しましょう。

給湯器の故障時にお風呂はどうする?

給湯器の修理・交換には1日〜1週間程度かかる場合が多く、業者に依頼しても即日で対応してもらえるとは限りません。以下の見出しでは、給湯器の故障中にお風呂に入る、または体を清潔に保つ方法を5つ紹介します。

銭湯・ホテルなど、お風呂のある施設や店舗を利用する

銭湯やホテル、ネットカフェ、スポーツクラブ、プール、サウナなど、お風呂やシャワーを完備した施設・店舗を利用する方法です。特に単身者世帯の場合、給湯器が直るまでの間に毎日銭湯やネットカフェなどを利用しても、大きな出費にはなりにくいでしょう。

ただし、家族が複数いる世帯の場合、故障期間が長引くと利用料がかさみやすいため、コストが気になる方は別の方法を検討してみてください。

湯沸かし器や電気ケトルなどでお湯をつくる

水を張った浴槽に市販の湯沸かし器を入れ、お風呂を温める方法もあります。湯沸かし器とは、お風呂の中に沈めて電源を入れると、お風呂の温めや保温ができるアイテムです。ホームセンターやインターネット通販などで、数千円から数万円程度で購入できます。

また、湯沸かし器の購入に費用をかけたくない方は、電気ケトルや電気ポット、ガスコンロなどでお湯を沸かし、お風呂をためるのもひとつの手です。まずは浴槽に一定量の水を入れ、沸かしたお湯を混ぜて温度を調節しましょう。

湯沸かし器やその他の機器を使ってお風呂を温める場合、給湯器を使った通常の湯はりより手間がかかります。ただし、家族の人数が多い家庭や高齢などで外出しにくい家族がいる家庭では、自宅のお風呂でそのまま入浴できるのは大きなメリットです。

アウトドア用のポータブルシャワーを使う

アウトドア用のポータブルシャワーを使えば、自宅で簡易的にシャワーを浴びられます。ポータブルシャワーとは、容器やバケツに入れた水を汲み上げ、シャワーとして放水するアイテムです。

ホームセンターやインターネット通販などで、2〜5千円程度で購入できます。水の代わりに電気ケトルなどで沸かした適温のお湯を使えば、自宅でも温かいシャワーを浴びることが可能です。

ドライシャンプーや体拭きシート、蒸しタオルを使う

給湯器が短期間で直る予定の方は、ドライシャンプーや体拭きシート、蒸しタオルなどを活用して、入浴やシャワーなしで体を清めるのも良いでしょう。

ドライシャンプーとは、頭に塗ったり吹きかけたりすることで、シャワーで洗い流さなくても頭のニオイを抑えてくれるアイテムです。頭をドライシャンプーでケアし、体をシートや蒸しタオルで拭けば、数日程度はお風呂に入らなくても体を清潔に保てます。

親類や友人・知人に相談する

心当たりがある方は、親類や友人・知人に相談し、家のお風呂を使わせてもらうことも検討してみてください。また、勤務先にシャワーなどの設備がある場合は、相談してみても良いでしょう。

給湯器の故障の確認ポイント

給湯器からお湯が出ない場合、必ず故障しているとは限りません。状況によっては、業者に依頼しなくても不調が解消するケースや、給湯器以外の設備の修理が必要なケースもあります。

以下の見出しでは、給湯器が故障しているかどうかを判断するポイントを紹介するため、給湯器の調子が悪い時の参考にしてください。

蛇口の水が出るかどうか

まずは、浴室以外の蛇口をひねって、水が出るかどうかを確認しましょう。家の中のどの蛇口からも水が出ない場合は、断水している可能性があります。

また、直近で水回りの修理などを行った場合は、止水栓が閉まっているケースもあるため、確認してみてください。

ガスコンロが使えるか

ガスコンロを使い火がつかない時は、ガスの供給に問題がある可能性があります。ガスの元栓が閉まっているケースの他、ガスメーターが点灯している場合は何らかの原因で安全装置が作動し、ガスが止まっていると考えられます。

ガスの供給に異常がある時は、取扱説明書などを参考に復旧するか、契約中のガス会社に問い合わせてください。

給湯器の電源がオンになっているか

ブレーカーが落ちた後など、給湯器の電源が何らかの原因でオフになった場合、故障がなくてもお湯が出なくなる場合があります。

電源をオンにしてお湯が出れば問題ありませんが、電源が入らない、または入れても再び落ちてしまう場合は本体が故障した可能性が高いため、業者に修理を依頼しましょう。

給湯温度の設定は適切か

普段給湯温度をそれほど変えない家庭でも、何らかの要因で給湯温度の設定が変更され、お湯が出なくなっている可能性があります。お湯がなかなか出ない時は、給湯器の設定温度が低すぎないかどうかも確認してください。

給湯器にエラーコードが表示されていないか

給湯器にアルファベットや数字でエラーコードが表示されている際は、商品の取扱説明書や公式サイトなどを参考に対処法を試すことで、不調が直るケースがあります。

また、対処法を行っても復旧しない場合、一度給湯器の電源を落として再度入れ直すとエラーが解消する可能性もあるため、試してみてください。

給湯器から水漏れしていないか

給湯器の本体または配管の接続部から水が漏れている場合、設定どおりの温度のお湯が出なくなるケースがあります。給湯器の周辺が濡れている時は、一度電源を落とした後、水漏れの発生箇所を探しましょう。

なお、水抜き栓から水が出ている場合は、問題ありません。本体または配管の接続部に水漏れが発生している時は、自力での対処が困難なため、業者に修理を依頼してください。

給湯器が故障した際の選択肢

給湯器が故障した場合、上述した電源のオンオフや設定温度、エラーコードなどが原因の際は、自力で対処できる場合があります。

ただし、対処法を試しても復旧しない時は、本体や配管に故障がある可能性が高く、自力での修理は困難です。自力で復旧できないと感じた時は、業者に連絡し、給湯器の修理または交換を依頼しましょう。

目安として、故障内容が軽微な場合や使用年数が10年未満の場合は修理、使用年数が10年を超えている場合は交換を検討してみてください。迷った際は、依頼する業者に相談しましょう。

まとめ

給湯器が故障した際、原因は経年劣化や誤った方法での使用など様々です。給湯器の故障でお風呂が使えない時は、入浴設備のある施設を利用したり、湯沸かし器を使ったりと複数の対処法が考えられるため、都合にあわせて最適な方法を選びましょう。

なお、給湯器からお湯が出なくなった際は、設定の見直しや簡単な対処で復旧する可能性もあります。ただし、本体が故障して自力で復旧できない場合は、早めに業者に相談してください。

クラシアンは、給湯器の販売・交換に対応しています。給湯器交換を検討している方は、まずは無料のお見積りからお気軽にお問い合わせください。

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